新年明けました

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしたい次第でございます。

今年はどうやら、わたし本厄らしい。(初詣で訪れた神社の張り紙で知った事実)
30代の女性って、前厄後厄含めてほとんどの年で厄がついてまわるようです。
女性にとって一番充実する年頃なので、その分身も心も引き締めて過ごさなければいけない年頃ということなのでしょうか。

今年は年女でもあります。
節目の年、けじめの年、区切りの年、にしたいというのが新年の抱負。
母が私を産んだのも、36歳のときでした。

昨年の11月、古くからの友人のお母様が亡くなりました。
くも膜下出血での、突然の死。
どうしても、自分の母だったら、という思いを頭からぬぐい去ることができません。
私の母が脳出血で倒れて寝たきりになってから、もう12年。
この一年は、頻繁に熱を出し、肺炎を起こし、入退院を繰り返し、固形食から流動食への移行など、状態は一段悪くなったんだと実感する一年でした。

母親の死に対する覚悟なんて、誰しもできるわけがないと思う。
でも、友人に比べたら私は、おそらく、気づかないうちに少しずつ覚悟を固めているのだとも思う。
いつ何が起きても後悔しないだけの恩返しと親孝行は、日々介護をすることでこの12年間実行してきたつもりだから。

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2012年の幕開けは、決して穏やかなものではなかった。
でも、出発点が低かったのだから、後は上昇するのみだ、という気持ちを持っていたい。

大晦日に、長く病んでいた父を亡くした友人。
元日に、長く付き合っていた恋人から求婚された友人。
アメリカ駐在を経て、今年はブラジルへ引っ越すことになったという小学校時代の友人。
夫と別居を始めたものの、やっぱり又一緒に暮らしたいと気づいたという友人。

みんな、それぞれに色んな思いを抱いたお正月を迎えたのだ。

2012年、個展をやろうと決めたことが、正しい決断だったんだと思う。
今やらなければ。やれることは、やれるうちにやらなければ。

母の病状が落ち着いて、盤石の構えで個展に臨めますように、と初詣でお願いした私。
自分勝手な願いなのかなとも思うけど。

新年明けました

個展、1月28日(土)/29日(日)の2日間で行う予定です。
ブログに載せた写真も、未発表の写真も、新しいのも古い写真もあります。
写真を通して気づいた、さまざまな「境界線」。
多分、作品が展示された状態を見るのを、私が一番楽しみにしています。





2012年01月03日 Posted byYuna at 00:27 │Comments(1)

この記事へのコメント
きっと人の一生は決められているのかもしれませんね。
喜びや悲しみ出会いや別れ。
思いもよらない出来事や努力して得られるもの。
でも、そのシナリオがわからないから人は一生懸命生きていくのでしょうね。僕の人生もいろんなことが起きています。
でもそれにはきっと意味があることだと信じています。
そして、その答えは人生を終える時、
ほんの一瞬見えるものだと思っています。

そう考えると人の人生は境界線であふれているのかもしれないですね。
Yunaさんの写真展、楽しみにしています。
Posted by Ohno Camera WorksOhno Camera Works at 2012年01月17日 22:56
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